【MLB】イチロー、年間100本超ペースで日米通算4200安打到達 8月は月間打率.361

「イチローがキャリア通算4200本を記録」


マーリンズ・イチロー【写真：田口有史】
　マーリンズのイチロー外野手は、21日（日本時間22日）の本拠地フィリーズ戦に「2番・ライト」で先発し、4打数2安打と今季17度目のマルチ安打をマークした。6回の第3打席でセカンドへの内野安打を放ち、これが日米通算4200本目の記念すべきヒットに。イチローはその後、日米通算4201本目のヒットもマーク。試合は1-7でマーリンズが敗れた。

　イチローは6回、無死一塁でこの日3度目の打席に立つと、一、二塁間にボールを転がした。快足を飛ばしてセカンドへの内野安打。試合を中継した地元テレビ局「FOXスポーツ・フロリダ」が「（二塁手）フェルナンデスは限界まで体を伸ばしましたが、イチローはヒットです」と伝えたヒットは、記念すべき日米通算4200本目となった。

　地元ラジオ局「940WINZ」のアナウンサーを務めるグレン・ジェフナー氏は自身のツイッターで「イチローは日本（1278本）と　MLB（2922本）でキャリア通算4200本を記録する」とレポート。









　大のイチローファンでイチメーターの製作者としても有名なエイミー・フランツさんもツイッターを更新。「イチメーターアップデート　今季78本。78本目はセカンドへの内野安打。3000本安打まで残り78本。メジャー通算2922安打。キャリア通算4200本」と記念すべき1本をカウントした。

日米通算4000本達成からちょうど2年で4201本に
　さらにイチローは8回にもレフト前に運び、今季79安打目、日米通算4201安打目、メジャー通算2923安打目をマーク。するとエイミーさんはもう1度、「ツイッター版イチメーター」をアップデートし、メジャー通算3000本まで77本としたことを報告した。

　これで22年連続シーズン100安打までも残り21本としたイチロー。現在シーズン104安打ペースで、このままいけば21年連続で並んでいる王貞治氏を上回って日本記録を更新することになる。

　この日、ニューヨークの地元メディア「イエス・ネットワーク」電子版は、2年前の同日にイチローが日米通算4000本安打を達成したことを当時の動画付きで紹介。イチローはその後の2年で201本の安打を積み重ねたことになる。毎年のように200安打超えを果たしていた時期と比べればペースは劣るが、昨季や今季はレギュラーでない中でコンディションを維持しながら出番をつかみ、安打を積み上げてきた。今季も一時どん底の状態に陥りながら見事に這い上がった。

　出場18試合中14試合で先発している8月は2年ぶりの1試合4安打を放つなど61打数22安打、打率.361と好調で、健在ぶりをアピールしている。シーズンも残り40試合。再び調子を上げている41歳はどこまで安打を積み重ねるのだろうか。

フルカウント編集部●文　text by Full-Count

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150822-00010010-fullcount-baseより引用

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