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引退の山本昌が先発で最後の勇姿、史上初50歳登板 [山本昌]







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広島丸を二塁ゴロに打ち取り引退試合登板を終えスタンドに手を振る中日山本昌(撮影・加藤哉)
<広島-中日>◇7日◇マツダスタジアム






 今季限りで現役引退する中日山本昌投手(50)が涙でマウンドに別れを告げた。今季最終戦で先発登板し、1人限定で投球した。CS進出へ勝利しかない広島との「ガチ勝負」。先頭打者の丸に対し、独特のフォームで投じた初球115キロスライダーはワンバウンドのボール。2球目の115キロスライダーもボール。3球目117キロの高めスライダーを引っかけさせて二ゴロに打ちとった。一塁手の森野からボールを受け取り握手、帽子を取ってスタンドの声援に応えた。歩み寄った谷繁兼任監督と握手をかわし、交代を告げられると感極まって大粒の涙。マウンドで広島新井から花束を受け取ると再び涙がこぼれ落ちた。ベンチ前では美智子夫人(34)からも花束を受け取った。

 今季は50歳まであと2日だった8月9日ヤクルト戦(ヤクルト戦)で左手人さし指を負傷。懸命に練習を続けてきたが、32年間のプロ生活にピリオドを打つことを決意。

 50歳1カ月26日で先発。通算219勝左腕が現役最後の登板で前人未到の「50歳登板」を達成した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151007-00000114-nksports-baseより引用






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