旭天鵬４０歳、現役引退へ 初のモンゴル出身力士

栃ノ心に敗れ、口をつぐんで土俵に一礼する
旭天鵬＝小川智撮影


　大相撲で初のモンゴル出身力士として活躍した旭天鵬（４０）＝本名・太田勝、友綱部屋＝が現役引退の意向を固めたことが２６日、分かった。西前頭１１枚目で迎えた名古屋場所を３勝１２敗で終え、来場所の十両転落が確実になったため。








　１９９２年春場所で初土俵を踏み、２００３年名古屋場所で関脇に出世。０５年に日本国籍を取得し、１２年夏場所には昭和以降では最高齢の３７歳８カ月で初優勝を果たした。

　ユニークな受け答えが人気を集め、モンゴル勢の先駆者として後輩からも慕われた。この日は、優勝した白鵬のパレードの旗手を務め大きな声援を浴びた。

朝日新聞社
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150726-00000034-asahi-spoより引用